TIFF変換をわかりやすく解説|G3・G4・カラー・圧縮方式・一括変換まで

PDFやWord、Excel、画像などをTIFF形式に変換したいという業務は、今でも製造業・設計・建築・印刷など、さまざまな現場で残っています。

しかし、TIFF変換をしようとすると、

  • G3、G4とは何か
  • 白黒とグレースケールはどう違うのか
  • LZWとは何か
  • どの圧縮方式を選べばいいのか
  • 1ページずつ保存するのか
  • 複数ページを1つのTIFFにするのか
  • 解像度は何DPIにすればいいのか

など、意外に設定項目が多いことに気づきます。

この記事では、TIFF変換の基本から、G3・G4、カラー形式、圧縮方法、ページ分割・結合、一括変換まで、できるだけわかりやすく説明します。


TIFFとは?

TIFFは「Tagged Image File Format」の略で、拡張子は主に

.tif
.tiff

が使われます。

TIFFは、写真だけでなく、

  • スキャン文書
  • 図面
  • 設計資料
  • 印刷用データ
  • FAX関連文書
  • 保存用画像

などにも使われてきた画像形式です。

JPEGなどと比べると設定できる項目が多く、用途に合わせて画質やファイルサイズを調整できるのが特徴です。

その一方で、設定項目が多いため、

「どのTIFF形式で保存すればよいのかわからない」

という問題も起こります。


TIFF変換で特に重要な4つの設定

TIFFへ変換するときに確認しておきたいのが、

1.カラー形式
2.圧縮方式
3.解像度
4.複数ページの扱い

です。

順番に見ていきます。


1.TIFFのカラー形式

TIFFでは、用途に合わせてカラー形式を選択できます。

True Color RGB

一般的なカラー画像です。

写真、カラー資料、図表など、元の色をできるだけ残したい場合に向いています。

カラー情報を持つため、白黒TIFFに比べるとファイルサイズは大きくなります。


True Color RGBA

RGBに加えて、透明度を表すAlpha情報を持たせた形式です。

一般的な業務文書ではRGBで十分な場合が多く、透明情報が必要な画像などで使われます。


Indexed Color

使用する色数を限定する方式です。

DocuFreezerでは256色のIndexed形式を選択できます。

フルカラーまでは必要ないものの、一定の色を残したい資料などで利用できます。


Grayscale

色を使わず、濃淡だけで表現します。

写真やスキャン画像などで、

「カラーは不要だが、白黒2値化すると細部が失われる」

という場合に適しています。


Monochrome

白と黒の2色だけで表現します。

文字中心の文書、図面、FAX用途などでは非常に重要な形式です。

ファイルサイズを抑えやすいため、大量の文書を保存する用途にも向いています。

DocuFreezerでは、TIFF出力時にTrue Color、Indexed Color、Grayscale、Monochromeなどを選択できます。


2.TIFFの圧縮方式

TIFFが少し難しく感じられる理由の一つが、圧縮方式が複数あることです。

DocuFreezerでは、TIFF出力時に次の圧縮方式を選択できます。

  • Modified Huffman RLE/MH
  • Group3 Fax/T.4
  • Group4 Fax/T.6
  • LZW
  • JPEG
  • Flate
  • Default

用途によって適した方式が異なります。


TIFF G3とは?

「TIFF G3」と呼ばれているものは、一般的に

Group 3 Fax / T.4

方式による圧縮を指します。

FAXなどで長く使われてきた圧縮方式で、白黒の文書や図面との相性がよい方式です。

特に、

  • 図面
  • モノクロ文書
  • FAX文書
  • 技術資料

などで指定される場合があります。

DocuFreezerでは、圧縮方式として

Group3 Fax/T.4

を選択できます。


TIFF G4とは?

G4は、

Group 4 Fax / T.6

と呼ばれる圧縮方式です。

こちらも白黒文書や図面で利用されてきました。

文字や線画が中心のモノクロデータを効率よく保存できるため、製造業や図面管理などで現在もG4形式を指定されるケースがあります。

DocuFreezerでは、

Group4 Fax/T.6

を選択してTIFFへ変換できます。


G3とG4、どちらを選ぶ?

取引先や社内システムから形式を指定されている場合は、当然その指定に合わせます。

特に指定がない場合には、

「古いシステムだからG3」
「G4の方が新しいから必ずG4」

と単純に決めるのではなく、実際に使用する文書管理システム、図面システム、FAXシステムなどとの互換性を確認することが重要です。

TIFFは非常に柔軟な形式だからこそ、

相手側のシステムがどのTIFFを要求しているのか

を確認することが大切です。


LZW圧縮とは?

LZWは、画像情報をできるだけ保持したままファイルサイズを圧縮する方式です。

文字、図、イラストなど、

画質を落としたくない画像

に適しています。

可逆圧縮なので、圧縮しても元の画像情報を保持できます。


JPEG圧縮とは?

TIFFの内部でJPEG圧縮を使用する方法です。

写真などの画像ではファイルサイズを小さくしやすいというメリットがあります。

ただしJPEGは基本的に非可逆圧縮なので、文字や細い線を正確に保存したい図面などでは注意が必要です。


Flate圧縮とは?

Flateもデータを失わずに圧縮する方式です。

DocuFreezer公式でも、一般的な画像に使用できる圧縮方式として案内されています。


どの圧縮方式を選べばいい?

大まかな考え方としては、

文字・白黒図面
→ G3、G4など

一般的なカラー画像や図
→ LZW、Flateなど

写真
→ JPEGなど

が選択肢になります。

ただし、業務用途では画質だけでなく、

既存システムとの互換性

が非常に重要です。

取引先や既存システムから「G4で納品してください」などと指定されている場合は、その指定を優先してください。


3.TIFFの解像度・DPI

TIFF変換でもう一つ重要なのが解像度です。

解像度は一般的に

DPI(Dots Per Inch)

で表します。

DPIの数字が大きくなるほど細かい部分まで表現できますが、その分ファイルサイズも大きくなります。

たとえば、

300 DPI
→ 一般的な文書・図面

600 DPI
→ より細かい文字・線を残したい場合

など、用途に応じて設定します。

特に図面では、細い線や小さな文字があるため、変換後の見え方を実際に確認することをおすすめします。

DocuFreezerではTIFFについて水平方向・垂直方向の解像度など、さらに細かな設定も用意されています。


4.複数ページTIFFとは?

TIFFには、

1ページ=1ファイル

だけではなく、

複数ページを1つのTIFFファイルに保存する

機能があります。

これをマルチページTIFFと呼びます。

例えば10ページの文書をTIFF変換するとき、

方法1

10個のTIFFファイルに分割する

方法2

10ページを1個のTIFFファイルにまとめる

という選択ができます。

業務システムによって要求される形式が異なるため、この設定も重要です。


DocuFreezerではページの分割・結合ができる

DocuFreezerのTIFF設定では、

As in original file
元ファイルと同じページ構成

Split into single pages
1ページずつ別々のTIFFにする

Merge to one TIFF
複数ページを1つのTIFFにまとめる

という設定ができます。

例えば、

100ページのPDF

100個のTIFF

にもできますし、

複数のファイル

1つのマルチページTIFF

としてまとめることもできます。


PDF・Word・ExcelなどをTIFFへ一括変換

TIFF変換で特に面倒なのが、大量のファイルを処理する場合です。

1ファイルずつ、

ファイルを開く

変換する

保存先を指定する

次のファイルを開く

という作業を何十回、何百回と繰り返すと、大きな時間がかかります。

こうした場合に便利なのが一括変換です。


DocuFreezerならTIFFをまとめて一括変換

DocuFreezerはWindows用のファイル変換ソフトです。

複数のファイルをまとめて登録し、

出力形式をTIFFに設定

必要な設定を行う

Startボタンを押す

という操作で、まとめて変換できます。

公式のQuick Start Guideでも、複数ファイルを追加し、出力形式を選択してStartを押すという基本操作が案内されています。

例えば、

  • PDF
  • Word
  • Excel
  • PowerPoint
  • 画像ファイル

などをまとめて処理できます。


DocuFreezerが特に便利なのはG3・G4変換

私自身、2010年からfCoder社のUniversal Document Converter(UDC)を日本で紹介してきました。

当時、PDF変換が便利なのはもちろんでしたが、意外に多かったのが、

「TIFF G3・G4へ簡単に変換したい」

という製造業などからのお問い合わせでした。

15年以上たった現在でも、TIFF G3・G4を必要としている現場があります。

現在はUDCの後継として、より簡単に一括変換できるDocuFreezerがあります。

UDCでは印刷メニューから変換していましたが、DocuFreezerではファイルをまとめて登録して、設定して、ボタンを押すだけです。

特に大量ファイルのTIFF変換では、非常に使いやすくなっています。


TIFF変換そのものを自動化したい場合はFolderMill

DocuFreezerは、

ファイルを集める

設定する

Startボタンを押す

という一括変換型ソフトです。

さらに、

「人がStartボタンを押す作業自体をなくしたい」

という場合にはFolderMillという方法があります。

FolderMillは指定したフォルダを監視し、そこへファイルが入ると、あらかじめ設定した処理を自動的に実行します。

つまり、

PDFを指定フォルダへ入れる

自動でTIFFへ変換

指定フォルダへ保存

という運用ができます。

FolderMillでは現在の公式ガイド上、TIFFの圧縮方式として

  • Default
  • Flate
  • LZW
  • JPEG

が案内されています。

また、TIFFのページ分割や既存TIFFへの追加、解像度なども設定できます。


DocuFreezerとFolderMillの違い

DocuFreezer

大量変換を簡単にしたい場合

ファイルをまとめて登録

TIFF設定

Start

という使い方です。

特にG3・G4を含むTIFF圧縮方式を細かく選択したい場合に向いています。


FolderMill

TIFF変換そのものを自動化したい場合

指定フォルダへファイルを入れる

自動変換

という運用ができます。

人が毎回ソフトを起動して操作する必要がないのが大きな違いです。


TIFF変換は今でも「人が繰り返す必要がない仕事」にできる

TIFFは昔からあるファイル形式ですが、製造業、設計、図面管理などでは現在も使われています。

問題はTIFFを使うことではありません。

問題なのは、

毎回、人が同じ変換作業を繰り返していること

です。

1回数分の作業でも、

毎日10回
毎日50回
毎日100回

と続けば、大きな作業時間になります。

AIが急速に進歩している現在でも、すべての業務をAIに置き換える必要はありません。

ファイル変換のような決まった作業なら、業務に特化した買い切り型ソフトでシンプルに効率化するという方法もあります。


TIFF変換でお困りの企業様へ

株式会社ビクパソネットでは、fCoder社製品の国内販売・導入支援を行っています。

大量のTIFF変換を簡単にしたい場合は、

DocuFreezer

指定フォルダへ入れるだけでTIFF変換を自動化したい場合は、

FolderMill

という選択肢があります。

特に、

  • PDFからTIFFへ大量変換したい
  • Word・ExcelなどをTIFF化したい
  • TIFF G3・G4へ変換したい
  • 白黒TIFFを作成したい
  • 複数ページTIFFを作りたい
  • TIFFを1ページずつ分割したい
  • 毎日のTIFF変換作業を減らしたい

という企業様は、お気軽にお問い合わせください。

法人様・官公庁・教育機関のお客様には、見積書・請求書の発行、銀行振込、複数ライセンスにも対応しております。

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DocuFreezer キャンペーン

現在、DocuFreezerを

キャンペーン価格 15,400円(税込)

で販売しています。

キャンペーンは2026年9月30日終了予定です。

TIFF変換を日常的に行っている企業様は、ぜひこの機会にご検討ください。

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